電車から電車へ

ヒト型やイエ型はそれらが属する世界のシュミラークル的存在として確立したものである一方、原理的には建築やテクノロジの発展にとって本質的に寄与する程に大きな存在ではないのだけれど、それら実態の水準が持っている強烈な偶像はそれらに対する我々の潜在的意識を左右するほど強靭な力を持ったアイコンであることもまた事実である。というような原理と実践の双方について行ったり来たりする内容だった元ボスの講座に参加。

資本とか経済とかのいわゆる「オカネ」が建築のデザイン的側面に与える圧力に関する話が出てきたことは新鮮でした。そのあたりに関しては「こんなこというのも変な話ですが○○」といって濁す感覚に共感できませんでした。