2005-01-01から1年間の記事一覧

多雨と

ブルーノ・タウト氏設計による日向別邸を見学。 ガイドのオジさんが熱弁を奮えばふるう程、空間があざ笑っているかのような印象を受けるプチツアー*300円。あれは建築を学んでいる人にとってはありがた迷惑なガイドではなかろうか。。保存状態は良いのか悪い…

暴走晴

房総は南国である。 シーショアが気持ちよくて、沖縄を思い出す。車窓には遠く横須賀を捉えあわよくば富士山も。列車や駅がローカルなのもまた一興。こんな突き抜けるような青空のもとで、「アジアンタムブルー/大崎善生」を読了。過去と現在や生と死など位…

暴走

初めての千葉。 東京湾の淵をなぞるように走る京葉線の風景に工業都市東京の片鱗を感じます。蘇我で乗り換えて、さらに南下。車窓はベルギーからロッテルダムに北上した時を思い起こさせるような寂れた感じ。寂しい。

熱海

なんの繋がりもないただ若いということだけが共通する8組のカップル達にお互いへの強烈な気遣いを自然に誘発するようなホスト達にもてなされ、苦笑。あの晩、まったく口をきかなくてもみんながみんな同じことを考えているだろうことを想像し、また苦笑。しか…

シナ側渋夜

オラファー・エリアソン展へ。 予備知識がないので学芸員に講釈をいただく。 近くの迎賓館で清掃員のおじさんと立ち話。 レモンで油を薄める液をこぼしてしまう。 prismic Galleryを見逃し延々青山を歩きまくる。 B&B ITALIAとか初めてみました。地図にて田…

そして土日

飲み会が終わり、フランス人やアメリカ人のファニーさに構うことのないミゾレ模様の中、研究室へ。M2の彼女を起こしてしまったが、寝袋を拝借しMeysam宅へ。夜が更けるまで話し込み寝る。相変わらずの天気だが、歩いて駅へ。Apple Storeがものすごい行列でオ…

長い週末の始まり

仕事を切り上げて新幹線に飛び乗る。毎年恒例になっている世界中の二流校を巡る祭を締める祭があるみたいであり、仙台に向かう。エストニア発シルクロード経由で日本に帰ってきた彼や、同輩などに囲まれ楽しく飲む。話は多岐に及び、建築が好きなだけにそこ…

GOパーティ

マレーシア人夫妻主催のパーティへ。 横河民輔のところにいる彼と彼女と、僕と彼女と。 工業地帯みたいな運河沿いを歩き、向かう。 アルコールのない健康的な集まりで、とても楽しかったです。ボーナスでシフトレンズを買ってティルトしたいです。

ですクワーク

毎日飲み物を自販機で買うくらいならマツキヨでコントレックスを大量購入して会社に常備したいと思います。一日一リットル。一日1000歩。今は現場がないので、あんまり動きませんが、年末にかけてあわただしくなりそうです。動くのは頭だけ。たまに太めの鉛…

最近の僕

「なんとなく、クリスタル/田中康夫」「ノーライフキング/いとうせいこう」「羊をめぐる冒険/村上春樹」等読了。 大抵、読書→散歩→仕事の3つで毎日が動いています。そのうちのほとんどは移動時間に割かれています。休日には100キロ以上移動することもよくあ…

目を瞑らないといけないことが多すぎて重苦しい思いを募らせる毎日です。説明することに対する熱意が無くなっていくのと同時に説明するための言葉も失いつつあり「絶句」を体現してしまっています。あんまりすごいようなので、月島に行こうと思います。「さ…

ハマトリ

サーカスだそうですが、あまり高揚感のないサーカスでした。ヴェンダースの「ベルリン・天使の詩」のサーカスを思い出しました。万博が「失敗することに失敗した(引用:50氏)」ように、そういう時代なのかと思いました。帰りに本屋に寄ったら、以前読んだ…

エステート

不動産屋というのは限りなく建築家に近いと思う。新しい土地で住居を探す場合、不動産屋に行き希望する条件を基にあるデータベースから情報を検索し自分にとってよい物件を探りあてるという行為をするけれど、やはり現地を訪れてみないと本当に自分にフィッ…

赤羽がおもしろい

東京の北側は南側に比べて特に面白い気がします。 河(大河?)で断絶されているからか、どうかは知りませんが、東京とその周辺の千葉埼玉とのつながりを感じさせないインディヴィジュアルな文化を感じます。このあたりの23区北端を守っている地域にとても魅…

4/4連休

鴨川からKPOまで。もうすこし日本の勉強をしようと思った旅でした。 社会人というおそらく社会で最大のカテゴリに属するようになってから、自己を確立するためにしているはずであるあらゆる意味での武装への焦点を絞ることがむずかしくて、むしろ日が経つに…

3/4連休

鶴橋へ。とにかくすごいらしいということで大阪鶴橋へ。 たしかにすごい。まるでイランのバーザールだ。夜はなんばへ。関西は私鉄がやけに発達している(ような印象を受ける)からか、東日本とは異なる都市形成がされているような気がします。近鉄難波駅は、…

2/4連休

希望ヶ丘青年の城(中島龍彦設計)に宿泊。残念ながら建物の核心部であるタワーに入ることはできませんでしたが、60年代のメタボリズムの雰囲気を経験したと思います。タワーを中心にコの字に展開された低層(3階)部分は、段差をつけて適度な大きさに空間を…

1/4連休

遅めの黄金週間の訪れ。格安夜行バスで京都へ。 朝陽と微風が心地よく、本願寺までひとまずぶらり。京都は街路や区割りが整然としているせいか人まで凛としていて、鴨川沿いに発生する割と現代的なカップルすら京都に不可欠な要素として愛おしく感じます。

感謝しています

今から6年前に鮮烈な対面をした僕にとっての初めての本物の建築家。である元ボスから本を頂戴しました。ありがとうございます。 「白井晟一空間読解」。 姿勢を正して読みたいと思います。早速ですが、銀座でみたあのビルはやはり白井晟一による親和銀行東京…

経済的な問題と建築

建築をつくることよりも、生活をしていくことをリアルに感じたいと思いますし、そういう生活を成り立たせている基盤についてもっと詳しく知りたいというところに私の興味の対象は移ってきていたようです。レムコールハースの講演会を聞いてそんな風に気づか…

蝉全盛

街道を抜けるちょうど手前にある大きな木の下を最大音量としてマチ全体が蝉に鳴かれている鎌倉に行って来ました。時間の都合上、神奈川県立近代美術館しか見られませんでしたが、噂に違わぬ建築でやはり池との関係を重視した1階回廊部がとても心地よい場所で…

オータシジョー

「松井がすごいらしい」とか「TXとかいうテレビみたいな名前の電車が通ったらしい」とか一見遠洋漁業から帰ってきた風な容姿と言動を伴う一軍がどんどん乗ってきて休日にしてはすごい乗車率のバスの雰囲気は全然悪くなくて、田中小実昌のライフワークだった…

江戸前

歩けるところまで歩こうと思ってビールを片手に上野から出発。途中見つけた交通博物館の子供の密度に驚き、まるで自分がスケールアウトしているような印象をもったけれども、逓信省と違ってあまり目立たない鉄道省による内部空間は当時のモダニズムの雰囲気…

避暑に秘所で

残響、となりまち戦争、奇跡のようなこと、アイムソーリーママ、ココデナイドコカ、バンビの剥製、次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?、東京湾景、パレード、日曜日たち、戦後民主主義のリハビリテーション、幸福な遊戯、みどりの月、スカイクロワ、Fine…

最初の夏

社会人最初の夏は今しかないのだからと、強引に休みをとって職場放棄しました。

結局は修論の枠組みですが

夜空を彩る光と音である花火よりもずっと原始的で威圧的な夕立がものすごいのでタクって初帰宅。夕立くらい大きいとそれを自由に操れれば、この連日の熱波をなんとか乗り切れるだろうし、日本の政治くらいおかしくなっている地球環境をなんとかできるんじゃ…

harddaysnight

そろそろ社会人として一発目の夜明けをむかえてしまいそう。

目白通走破

東京の北側はスケールといい文脈といいあまり特徴的なものがない、という印象を受けました。杉並から新宿までですが期待していたシークエンスは無く、形象としての東京像とは異なりひどく郊外的であり私的に現実的でもある部位の集合として日本のどこにでも…

n.

日々淡々とイラストレータに向かっております。やっとwinにも慣れマウスのあのまんなかのクルクルまわすものを有効に使えるようになりました。vectorよりもautocadの方が使いやすくmacよりwinの方が使いやすいのではないか(業務においてですが)という多分…

半分しか採点していない

駄目なものは駄目。 苦労が水の泡、にはならないけれどやはり悔しい。また来年です。