2005-06-22 現場から現場へ 松本へ。 避暑地としての凄みか、さすが長野県は涼しい。まつもと市民芸術館はかなりくたびれてきたけれどまちのスケールにすっぽりとはまってしまっている様子で異端分子としてだろうけれど松本市民としてしっかりと定着しているような印象です。斜向かいの松本市美術館(2002年:宮本忠長設計)は草間弥生の彫刻とは対照的なクリティカルリージョナリズム的建築として周囲に溶け込んでいるようですが、ヌーベル並の巧みなヴォリューム操作は松本市街では黒いモノリスとして異彩を放っていました。