展覧を転覧

kr22005-07-03

skm氏担当物件を見にスパイラルへ。

キューブとチューブだそうですが、元ボスの彫刻は骨振動を利用した地味目なデバイスを用いた艶かしい表面を表していましたが、他の展示がややギャグ的に展開されていた印象も有り、隈氏とともに若干浮いていました。何事にもストレートに立ち向かう元ボスの姿勢をあらためて感じる展示でした。坂氏のrefugesへの大真面目な取り組みとは正反対ですが、身体性や感覚に訴えかけようとする姿勢には共感します。非常に男らしく真正面から立ち向かうのはサイアークの伝統なのかと思います。

建築ハードコア雑誌「10+1」に拙者の名前をクレジットで載せていただいきました。実務レベルではあまり手伝えませんでしたが、ちょうど一年前にフィンレイ師とルーティーンとして行っていたブレストが懐かしく当時は共感することの少なかった自然的身体性について最近は大いに賛同しています。ありがとうございました。